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園遊会動向いまだ定まらず 実行委員会の体質改善が争点

全塾協議会は今年度の園遊会の開催について、12月2日現在、大学側と全塾協議会、園遊会実行委員会との間で協議中とした。主催となる園遊会実行委員会の体制が来年1月までに園遊会を運営できるものになれば開催するとの見方を示した。                     (堀内将大)

園遊会は卒業式後に行われる卒業パーティー。2007年度まで大学公認で開催されていたが、会後の卒業生の迷惑行為が深刻化し、不正経理疑惑も浮上。イベントを業者に丸投げしていたというずさんな実態も発覚したため、主催であった卒業準備委員会は解散となった。以降は3年連続で大学、全塾協議会の公認ではなく、全塾協議会とは関係ない有志による非公式開催となっていた。

2010年3月、全塾協議会は園遊会実行委員会を全塾協議会の下部組織として公認。園遊会の公式開催に向けて今年4月より、慶應義塾と園遊会実行委員会、全塾協議会の3者による協議が断続的に続けられてきた。

全塾協議会事務局長の神村健太郎さん(政4)は公約として園遊会の運営健全化を掲げており、園遊会実行委員会の規約の整備、会計監査などの体制作りに努めてきた。園遊会の開催については「現段階で大学と全塾協議会、園遊会実行委員会で園遊会開催に向けて、実行委員会の組織としての体質が整っていないという問題意識は共有している。それを改善できれば、園遊会は開催する」と述べたとともに、「時期が来たからといってなし崩し的に開催することはしない。健全な運営をすることができないと判断すれば、安易に開催はしない」とした。

園遊会の開催について、卒業生への告知は来年1月までに行うとしているが、2007年度以前の公式開催時には夏季休業中に告知しており、今年度の準備は大幅に遅れている。また、昨年度まで3年連続の非公式開催となっているが、全塾協議会は有志による非公式開催については関与しないとの態度を示した。

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