フランクフルト1本で350円、2本以上で1本300円である。フランクフルトは大きくジューシーで、とても満足感が高かった。

実食後、慶早戦支援委員会の福輿さんにお話を伺った。福輿さんによると、三田祭でフランクフルトを出店することは、慶早戦支援委員会の代々の伝統で、今年もその伝統を継承したのだという。

コロナで三田祭がなくなった期間に縦のつながりが途絶えてしまった。このことを受けて、今年は、次の世代に継承できるように、ひとつひとつを丁寧に見直し、これまで培ってきたものを見直して改定し、また新たに創ったのだ、と語っていた。また、フランクフルトという大枠の伝統だけを残し、今年の新たな試みとして、ハーブ味も発売しているという。

 

伝統ある慶早戦支援委員会のフランクフルトを食べて、慶應対早稲田の長い歴史に思いを馳せながら三田キャンパスを巡るのもいいだろう。

吉川和子黒見さつき