生誕120年記念 小泉信三展~未公開の遺稿など展示

 5月8日から21日までの14日間、三田キャンパスの図書館旧館大会議室において「生誕120年記念 小泉信三展」が開催された。

 小泉信三は、明治21年(1888年)に元塾長の小泉信吉の長男として生まれ、経済学部教授を経て、昭和8年から22年の間に塾長を務めた。展示は、その生涯を、「父の影像―生い立ち―」から「終焉から継承」までの7部構成でたどったもの。庭球部の中心選手として活躍した塾生時代、文筆家のみならず東宮御教育参与も務めた戦後の活動などを、書簡や写真などを通して今に伝える内容。未公開の遺稿など貴重な品々も展示された。

 初日の8日には、母親と手を繋いで鑑賞する幼稚舎の生徒や、年配の塾員の姿も見られ、年齢を問わずあらゆる人が来場した。
 
 
両陛下も視察
 天皇皇后両陛下が5月16日、三田キャンパス図書館旧館で行われている「生誕120年記念 小泉信三展」を視察した。
 当日は安西祐一郎塾長、西村太良本展実行委員長・常任理事、小泉妙氏(小泉信三次女)が出迎えた。
 小泉信三は昭和24年、当時皇太子であった天皇陛下の教育参与に就任。今回の展示には両陛下に関するものも数多く展示されている。
 展示会場で、両陛下は小泉信三の遺稿、書簡類、愛用の品々などを見学した。