塾生に聞いた キャンパスライフの現実  

本学を志望する受験生は、慶大での学生生活にどんなイメージを抱いているだろうか。勉強やサークル活動など、自分の興味のあることに熱中したり、慶應という名前から華やかな大学生活を想起する受験生も多いことだろう。

しかし、実際には受験生諸君の期待を裏切ってしまうかもしれない点が多々あるのが現実だ。そこで、入学前と後でどんなギャップを感じたのか、現役塾生に聞いてみた。

 

現役塾生の声①

昼休みは「ひようら」でラーメン等を食べる生活を想像していたが、理工学部は真面目な生徒が多く、昼食は学食で手短に済ませ、図書館などで勉強する人が多いことには驚いた。また、理工学部は中間試験が行われたり必修科目が多かったりと、他学部と比べ勉強が大変なのが意外だった。

櫻井優悟(理工1)

 

現役塾生の声②

文系だから、大学では理系の科目を学ぶことはないだろうと思っていたが、法学部政治学科では理系の科目を少なくとも8単位も取らなくてはいけないことに驚いた。また、授業が1コマ90分もあることにも驚いた。入学して初の授業が2コマ連続の授業で「大学って大変だなぁ」と、入学早々に思った。

小松響(法政1)

 

現役塾生の声③

慶應というイメージから、きれいな校舎・おいしい食堂を想像していたが、校舎は階段ばかりで和式トイレも多く、お世辞にも設備が充実しているとはいえない。学食は大混雑で、味もいまひとつ。また、慶應義塾という組織には一貫性があるのかと思っていたが、コロナ対策など各機関から発表される情報はまちまちで、学生を混乱させることばかりだ。

菊地愛佳(法法2)

 

現役塾生の声④

学生生活で感じたギャップは、勉強方法が意外と変わらないなということだ。入学前までは大学の勉強は暗記が少ないのかなと思っていたが、実際には特に語学はガッツリ暗記が必要だった。また、高校の時と変わらず暗記ペンに赤シートを重宝している。

吉野彩夏(文2)

 

アンケートの結果、勉強が思ったより大変という回答が目立った。確かに一般論として、小学校・中学校・高等学校・大学の中で大学が1番ラクだということはよく言われている。しかし、授業時間が長かったり、レポート課題が多かったりという点につまずく学生も多いようだ。

また、食に関するギャップも挙げられた。確かに日吉は「ひようら」のラーメンで有名で、それを楽しみにしている学生も多いだろう。しかし昼休みは45分しかなく、多くの学生を抱える日吉キャンパス内は渋谷スクランブル交差点並みに混雑する。食堂もキャンパス外の「ひようら」も大変混みあうため、生協で手軽な食べ物で済ましてしまう人も多いのだ。

塾生の声を聞いてみると、受験生にとってできれば目にしたくないような現実が浮かび上がってきた。ただ、慶大でしか学べないこと、経験できないことも多くある。是非とも本学を引き続き志望してほしい。

(吉浦颯大)