《CAMPUS IDOL》小田桐京花さん(文3)

今回のキャンパスアイドルは、文学部3年生の小田桐京花さん。昨年の三田祭で行われた企画「アナウンサー発掘グランプリ」でグランプリを受賞し、輝く笑顔を目にした人も多いだろう。アナウンサーの夢に向かってまっしぐら、そんな彼女に話を聞いた。

青森で夢を見つけた高校時代

華々しいイメージの彼女だが、意外にも、この夢と出会ったのは、出身地の青森で辛い経験をした中学時代だった。

高校受験に失敗してしまった小田桐さんは、塾の先生にある言葉をかけてもらったという。それは「置かれた場所で咲きなさい」というもの。「この言葉が学生生活の原動力となり、自分も言葉で誰かの背中を押せる人になりたいと思った」そうだ。それまで憧れだったアナウンサーが、自分の確固な夢に変わったきっかけだった。

さらに、「アナウンサーを目指し始めたある日、知り合いが三田祭から、まさに慶應塾生新聞を持ってきてくれたんです」と彼女は教えてくれた。その紙面に登場していたのは当時のミス慶應。キラキラした彼女の将来の夢として書かれていたのは「アナウンサー」だった。「自分も夢に近づくために、こんな人たちと一緒に大学生活を送りたい」と慶大を目指すことにしたという。

 

「かわいい」だけじゃない

英米文学専攻でコミュニケーションを勉強しているという小田桐さん。目標のアナウンサーとして、同じゼミの卒業生である、日本テレビの水卜麻美さんの名前を挙げた。「彼女の凄さは、存在感はありながらも、女優さんやタレントさんを引き立てられるところ」だと話す。ただ可愛さで目立つのではなく、その場の雰囲気を的確に掴み、周りの人の良さを伝えられる、そんなアナウンサーが、彼女の理想だという。

また、「英語ができるアナウンサー」にも憧れるという。いつか海外に行ってみたいという気持ちを胸に、日々勉強に励んでいる。

 

迷ったらやってみる

青森から上京し、初めは電車の本数の多さにさえ感動するほどで、新しい環境に馴染めるか不安もあったという彼女。しかし、ワクワクする気持ちに従って、様々なことに挑戦してきた。アナウンススクールへ通ったこと、飲食店でのアルバイト、バスケットボールサークルのマネージャー、料理サークルでお菓子を作ったことなど多岐にわたる活動は、どれも楽しく、大切な出会いの場となったという。

「大学生の今しかできないことが絶対あるから、迷うくらいなら挑戦してほしい。そっちのほうが楽しいはず」と語る彼女。そのまっすぐな瞳は、きっと多くの新入生の背中を押してくれるに違いない。

 

西室美波