院校舎353B教室に入ると、丁寧に並べられた書籍が目に入ってくる。58名の部員からなるPen Clubは、小説の執筆や編集、読書会を行う文芸サークルだ。本年度の三田祭では部誌の販売と性格診断を4日間にわたって実施した。

昨年は電子版のみの販売となったが、満を持して対面での販売が実現した。向かって正面のテーブルには今年の春、夏、秋の部誌の三冊が並んでいる。中でも秋の新作には10作を超える作品が寄せられ、まるで書店に並ぶ小説のような仕上がりだ。装丁デザインも部員が担当し、細部までクオリティを追求した至極の一冊に仕上がっている。

部誌販売の奥では、部員による「性格診断」が行われていた。50のバラエティに富んだ質問に回答すると、結果とともに部員による解説を受けることが出来る。診断結果は二つの形式でまとめられた。結果項目を警備員や医者などに例えた、文芸サークルならではのウィットに富んだ表現が魅力的である。ちなみに以下は筆者の診断結果だ。

性格診断のようす(左)、筆者の診断結果(右)

 

この診断結果に応じて、おすすめの秋部誌掲載作品を紹介してもらえる。自身の趣向に合った作品を見つけることで、秋部誌をより楽しむことができるだろう。

本格的な部誌販売とユニークな性格診断に、訪れた人はみな笑みを浮かべていた。ペンクラブの温かな雰囲気があふれる展示は、小さな教室から大いに三田祭を盛り上げた。

部誌は今後、電子版でも販売が検討されているそうだ。気になる方は是非チェックしてみてはいかがだろうか。

 

(松岡優月・乙幡丈翔)