《CAMPUS IDOL》文学部2年 山崎詩音さん

日差しも強くなり始め、夏の装いが近づいてきた。今月号のキャンパスアイドルは文学部2年の山崎詩音さんだ。まっすぐな瞳が印象的な彼女に、いま力を入れていることについて尋ねた。

今年の春から、長期インターンを始めたという山崎さん。コロナ禍で飲食店でのアルバイトが難しくなったことがきっかけだ。仕事内容はSNSのマーケティング。写真を撮って投稿文を考えるなど、企業のアカウントを動かしている。「アルバイト時代と違ってインターンは楽しい。ワクワクする」と語る。SNS自体がもともと好きだったこともあり、自ら進んで始めた仕事はとてもやりがいがあるという。

好きなことを仕事にしたのはこれだけではない。ボランティアとして、チアダンスを教える活動も行っている。チアダンスを始めたのは小学生の時。高校生からはダンスに切り替えたものの、チアダンスの実力は全国大会で優勝した経験を持つほどだ。年齢差のあるチアダンスグループを教える際は、子供たちに言うことを聞いてもらうのが難しい。しかし、自身の経験を活かしながら指導を続けている。

山﨑さんの大学生活

彼女は大学で二つのサークルにも所属している。入学した当初は、新型コロナウイルスの影響で新歓活動もなく、悔しい思いをすることもあった。秋に上京してからは、一年しか通うことがない日吉での日々を無駄にしないため、定期を買ってできる限りキャンパスに足を運ぶようにした。自分のできる範囲で、楽しもうと行動を起こすところは彼女の強みかもしれない。それでもサークル選びには苦労した。「はじめは気になるサークルにたくさん入って挑戦してみるべき」という彼女の言葉は、新入生へのアドバイスになるだろう。

文学部では日本史学専攻に属している。現代語とは異なる文字を読みながら進んでいく授業はとても難しいという。対面授業とオンライン授業が混在しており、サークルや仕事と、学業の両立は大変だ。キャンパスで授業を受け、そのままリモートでインターンの仕事をすることもある。そんな彼女のスケジュール管理方法は、日々手書きでメモを作ることだそう。忙しくても地道な作業を怠らないところには、彼女のまめな性格が表れている。

将来について

将来は広告代理店など、メディアに関する仕事につきたいと考えている。現在参加している、SNSを扱うインターンを通して、その面白さに気づいたのだという。忙しい中でも多くのことに挑戦している背景には「好きなことをしたい、楽しめないと続かない」という彼女の軸が隠されていた。さまざまなことに取り組んでみることで、好きなことを見つけられるのだ。今回の取材も、面白そうという好奇心から快く受けてくれたという。前向きに挑戦し続け、一つ一つに楽しみを見出す姿はパワーに満ち溢れている。そんな彼女に力を貰っている人は少なくないだろう。

(松本沙羅)