諸本分類の可能性を探る 斯道文庫 プログラムの活用方法を実践

 6月19日、三田キャンパス北館ホールで第23回斯道文庫講演会「諸本分類とコンピュータ利用~可能性と課題~」が行われた。講師はノートルダム清心女子大学の新美哲彦准教授。
 新美氏は講演の中で、諸本から善本を探すことが諸本分類の目的の一つだと説明した。諸本分類では予断を排し、文献に誠実に整理・考察することが必要だと述べた。
 また、コンピュータのプログラムを用いた諸本分類の方法を実践。プログラムは万能でないとし、特徴を捉えてプログラムを活用することが重要だと強調した。
 諸本とは原典を書写・印刷する過程で生まれる様々な種類の書物をさす。今回の講演では、プログラムを使うことにより、同じ原典から派生した諸本の相互関係を図式化できることが紹介された。