駒澤大戦

慶大は前半から相手の勢いに押される。澤近(環4)の3Pで反撃の機会をうかがうものの17―20で折り返す。

後半は点の取り合いとなる。髙田(環3)の3Pで一時逆転したが、第4Q終盤に連続失点を許し52―66で敗れた。

上武大戦

序盤から得点ランキングでトップを走る細川に攻め込まれ差を広げられる。慶大はこの試合、鳥羽(環4)が気迫のこもったプレーで攻守にわたり活躍をみせる。工藤(政3)の連続3Pで一時2点差まで詰め寄るが、その後は終始上武大に圧倒され78―91で敗北した。

国士舘大戦

慶大は連続失点で出遅れたが、第1Qのうちに逆転する。その後は互いに流れをつかみあう。

第4Q終盤に5点のリードを奪われピンチを迎えるが、小原(政4)、山﨑(総3)の連続3Pが決まり、残り1分で逆転に成功。61―58で劇的な勝利を収めた。

日体大戦

序盤は鳥羽を中心に得点を重ねるが、第2Qで8連続失点。37―50とリードを許す。

第3Qでは、一時15点差まで広がったが終盤、髙田を中心に2点差まで縮める。しかし一歩及ばず81―86で敗北した。

法大戦

今季2度目の対戦は69―86で敗れ、雪辱を果たせなかった。
第1Qは9点を先行されるが、第2Qでけがから復帰した原(環4)の攻守にわたる活躍で反撃。1点差まで迫り後半を迎える。しかし相手の3Pやインサイドによる得点で再び点差をつけられ敗れた。

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1巡目を5勝6敗の成績で終え後半戦に突入した。

後半戦からは、けがで離脱していた山﨑や原といった主力が戻ってきた。前半戦、彼らの代わりに出場していた小原や吉敷(政4)も引き続き活躍をみせる。

ここまでを振り返ると、澤近の果敢にゴールへ向かう姿勢が特に印象深い。毎試合二桁得点を記録する活躍だ。

15試合を終えて6位に位置する慶大。残りの試合で昇格プレーオフ圏内の4位に入るべく、チーム一丸となって戦ってほしい。

(金森悠馬)