5月17日、創立150年記念未来先導基金の2008年度公募プログラム報告会が三田キャンパス北館ホールで行われた。報告会では2008年度実施の全24プログラムのうち11プログラムの活動成果が発表された。また14日から20日にかけては三田キャンパス北館ホワイエで全24プログラムの掲示のみによる発表が行われた。
17日の報告会では各プログラムの代表者である教職員のほか、実際の活動に取り組んだ塾生も発表に参加した。発表者は体験の感想も交えつつ、事業の成果と今後の課題を説明した。
未来先導基金は創立150年記念事業募金での寄付金の一部を原資とするもので、2006年2月に創設された。工藤教和常任理事は「総額33億円を目標とする塾内最大の基金」と説明している。
2008年度には同基金により、大学での国際交流や一貫教育校での新しい教育活動など、24件の公募プログラムが実施された。
今年度は19件の公募プログラムが採択され、現在活動している。