【関学大戦】先月16日 ○98-85

新人が活躍 初戦白星

第54回関東大学バスケットボール新人戦初戦の相手は関学大。2年生に支えられ、1年生ら新人の好プレーが光り、98―85で関学大を下した。

序盤慶大は自らの試合ペースを掴みきれず苦しい立ち上がりとなるが、第1Q終盤、アウトサイドから積極的にゴールを狙い、得点を重ねていく。特に西戸(総2)が今試合28得点の活躍のみならず、アシスト、ブロックと多方面にわたる活躍をみせた。第2Q西戸、後藤(環2)の2年生コンビの得点力が火を吹く。一方、堂本(商1)やトカチョフ(環1)ら1年生がリバウンドで貢献し、前半を50―39で折り返す。

第3Q中盤、ファウルトラブルに悩まされるものの、最終Q終了まで攻めの手を一切緩めなかった慶大。98―85と二桁の得点差をつけて初戦を白星で飾った。

試合後、阪口HCは「西戸、後藤に絶大な信頼をおいていた。これからの慶大チームをつくる柱として良い役割を果たした」と語った。

【拓大戦】先月19日 ●71-109
後半失速 大差で敗戦

新人戦ベスト8に向けて慶大は、留学生センター・バンバを擁する拓大と対戦した。序盤からインとアウトを効果的に攻められ、苦しい展開となる。慶大は粘りを見せるも及ばず、71―109で敗れた。

第1Qから拓大の早い攻撃を抑えることが出来ない。守備が機能しない慶大は攻撃もアウトサイド一辺倒でリズムを掴めず、第1Qを14―28で終える。第2Qに入ると慶早戦でもリバウンドで貢献したトカチョフ(環1)が攻守にわたって奮闘するも、ファウルトラブルに苦しむ。スコアは35―55と、前半を20点のビハインドで折り返す。

後半に入ると、慶大は、トカチョフのファウル退場で万事休す。2年生の西戸(環2)と後藤(環2)が3Pシュートで粘るも及ばず、71―109で敗れた。(山下菜生・中澤元)

バスケ総評はこちら