筑波大と医療拠点形成

産学官連携で高度医療目指す
慶大は先月7日、筑波大と共同で提案した「高細精医療イノベーション拠点」が、文部科学省の「地域資源等を活用した産学連携による国際科学イノベーション拠点整備事業」に採択されたと発表した。
同事業は地域資源を利用しつつ産学官の連携を強め、新たな産業と雇用の創出を図ることが目的。国際的な競争と革新的なイノベーションを強いられる状況を背景に、革新開発に異分野を融合させる体制で取り組む環境を「国際科学イノベーション拠点」として整備するとしている。そして同提案は理工学部、医学部、湘南藤沢の環境情報学部と総合政策学部の合同による医工連携の拠点形成であり、筑波大との共同事業として採択された。
拠点計画には慶大と筑波大の医療ネットワークと計算科学や情報通信技術等を利用。生命医科学情報の統合や共有化と活用を可能とする拠点を形成し、地域産業の活性化を目指す。さらに医療連携情報を転用し、超早期診断医療技術や医療創薬加速システムの開発を行い、医療分野でのイノベーション創出を進めるという。産官学で連携して高度かつきめ細やかな医療を実現、国際的な競争に負けない新規医療産業を興すことを目標にしていく。