慶應塾生新聞会 三田オフィス
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木村カエラさんインタビュー 三田祭前夜祭を前に

来月4日、日吉記念館にて第59回三田祭前夜祭が開催される。今年度前夜祭アーティストの木村カエラさんに、ライブの意気込みなどを語ってもらった。

―前夜祭ライブに向けて、今の気持ちを教えてください。

学園祭ライブに出るのは初めてなので、とても楽しみです。来てくださる方はこれまで私の曲を聞いてくれていた方もいると思うので、どういった選曲にするかも含めてわくわくしています。

―木村さんにとって慶大はどのようなイメージですか。

実はよく私に曲を作ってくださる方の中に慶大出身者がいるんです。とても面白い方なので、慶大にもいろいろな人がいるんだなと思っています。

―もし今、木村さんが大学生になったら何がしたいですか。

大学にはいろいろと自由なサークルがあると聞いたので、私も新しいサークルを作ってみたいです。例えば髪を自分で切るサークルとか(笑)一目でそのサークルに所属しているってわかったらおもしろいですよね。

―前夜祭のサブタイトルにもなっている「REAL LIFE REAL HEART(リルラリルハ)」。歌詞に込めた思いを教えてください。

この曲を書いたのは、ちょうど塾生のみなさんくらいの年齢の時でした。現実と向き合って自立していかなければいけない時期に、さまざまな葛藤の中で作った曲です。「リルラリルハ」という言葉を通して、自分の「リアル」と向き合っていく覚悟を表現しました。自分が悩んでいる時こそ、同じように悩んでいる人の背中を押してあげることで、自分に強さが返ってくる、というメッセージが込められた歌です。

―2004年のデビューから今まで、曲作りにおいて変化したことはありますか。

初めは自分のことをわかってほしいという気持ちで曲を書いていました。曲を作ることで、自分の気持ちを浄化していたんです。それが25歳くらいから聞いている人のために曲を作るようになりました。自分の経験を基に、聞いている人を力づける歌詞を書きたいと思っています。

―アーティストとして活動する中で、一番楽しいのはいつですか。

ライブは生ものなので、そこが一番の魅力です。曲自体もライブで盛り上がれるか考えて作っています。ライブの前は1週間くらいずっと緊張しているんですが、本番ステージに上がって緊張が頂点に達した瞬間、アドレナリンが出て本当に訳が分からないくらい気持ちよくなります。本番中の記憶がなかったり、どこまでも声が出るような感覚になったり。人間の身体ってすごいですね(笑)

―今までやったなかで印象的なライブはありますか。

メジャーデビュー後初のライブは、それまで経験したことのない広いステージを一人で使いこなせなかった苦い思い出があります。いつもは踊りながら歌っているのですが、その時だけはなぜか全然動けなくて、プロとして活動することの重みを感じましたね。特に私は身長が低いので、どうやったら大きく見せられるかなど今でもステージの使い方を追求し続けています。

―読者へメッセージをお願いします。

前夜祭、みなさんを全力で楽しませたいと思っているので、ぜひ見に来てください。お会いできることを楽しみにしています。
(聞き手=小宮山裕子)