〔写真レポート〕2008年晩秋の航空部、訓練模様
2008年12月号でお伝えした慶應義塾航空部の合宿の様子。(http://www.jukushin.com/archives/2338)空と陸の「連携」で次々とグライダーを飛ばしていく航空部員たちの奮闘振りを少しでも多く伝えたい。紙面ではスペースの都合上伝えきれなかった活動振りを、是非見てほしい。

機体をひっぱるワイヤーを巻き取るウインチ。排気ガスのにおいが立ち込め、耳を劈くようなエンジン音が鳴り響く。滑走路の端っこでウインチマンと呼ばれる人が、微妙なクラッチ操作をしながらワイヤーを巻き取っていた。ウインチなしにはグライダーは浮かばないのだ。

機体をすばやく滑走路に出す。先発のグライダーが滑走を走って空を舞うと、すぐに次の機体が手押しで滑走路にセットされる。飛行訓練が出来るのは日が出ている時間だけ。限られた時間の中で出来るだけ多く飛行訓練を行うために、すばやく確実に準備をしなければならない。

ワイヤーを補修する「索点」。 機体を引っ張るワイヤーは、決められた離陸回数ごとに点検する。滑走路いっぱいにワイヤーを張り、切れている部分があるかを点検する。切れている箇所があったら、ダンガンという部品ではめる。スピードが重要。確実にすばやく点検を終える。

機体の解体。練習を終えた機体は主翼、尾翼、胴体に解体され収納される。部員が協力し、慎重に機体を収めていく。解体された機体は次の練習で再び組み立てられる。機体の組み立て、解体も訓練の大切な作業のひとつだ。
(写真・文 福冨隼太郎)




