藤岡氏が若者にエール 自信と信念の重要性強調

第42回理工学部人間教育講座が先月16日、日吉キャンパスJ24教室で開催され、指揮者の藤岡幸夫氏が登壇した。講演のテーマは「若者よ、熱く生きろ」。

藤岡氏は慶大文学部卒業後、渡英し現地の音楽院へ。卒業後はロイヤルフィルをはじめとする多くの海外オーケストラに客演し、現在は関西フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者。NHK大河ドラマ「平清盛」の劇中音楽の指揮も務めた。

藤岡氏は「皆さんには、一流の人間になって欲しい」と述べ、地位の高さや富の豊かさではない、「人間として一流」になることの重要性を説いた。指揮者として活動する中で出会った一流の人々が持つ共通点を「他人に対して謙虚」であるとともに「自分に自信を持っている」と述べた。

また、藤岡氏は指揮者の立場から、リーダーにとって一番大切なのは、「強い信念を持つこと」であると語り、それを持つリーダーには、「経験と勉強を土台とした説得力」があるとし、経験に裏付けられた信念の重要性を強調した。
講演会終了後には、学生や一般の参加者による質疑応答が行われた。