慶應医学賞、2人に授与 ホフマン、審良両博士が受賞

 第15回慶應医学賞授賞式および受賞記念講演会が先月29日、信濃町キャンパスで行われた。受賞したのは、ジュールA.ホフマン博士(フランス国立科学研究センター細胞分子生物学研究所、ストラスブール大学教授)と審良静男博士(大阪大学免疫学フロンティア研究センター拠点長)。
 今回の表彰は、ホフマン博士による「昆虫における自然免疫システムとToll受容体の発見」と、審良博士による「自然免疫システムにおける微生物認識と免疫応答機構の解明」の功績をたたえたものだ。
 慶應医学賞は、医学や生命科学の領域で功績を挙げた世界の研究者に対して、慶應義塾医学振興基金が授与する賞。1996年に設立されて以降、すでに国内外で権威ある賞としての地位を確立しており、過去の受賞者からはノーベル賞受賞者が5人出ている。
 授賞式では、清家篤塾長が表彰を行った後、「医学賞の授与は、受賞される方々の名誉であるとともに慶應義塾にとっての名誉でもある。医学・生命科学のさらなる発展を祈る」と祝辞を述べた。
 続いて、ホフマン博士と審良博士が順に受賞記念講演を行い、それぞれの受賞研究テーマの概要を披露した。
 受賞記念講演会の後には記念レセプションが開かれた。