「カツ丼食べて受験に合格するぞ!」
そんな話を耳にしたことがあるかもしれない。「カツ」=「勝つ」から勝負事の前に食べると良いとされているカツ丼。このように験を担ぐこと以外にも、受験生には食事面で気を遣う要素が各々沢山あるはずだ。そこで今回現役の慶大生数十名に受験期の食事についてアンケートを行った。

受験期の食事

受験期に食事に気を遣っていた人は約7割を占めた。具体的には「風邪をひかないようにビタミンCを摂取した」「R-1を毎日飲んでいた」「一日三食しっかり食べる」など栄養面を気にかけている人が多かった。中には「毎朝鯖の塩焼きを食べていた」「生ものを食べないようにしていた」という人も。それぞれの価値観で、体調を万全に整えて試験に挑もうという気持ちが表れていた。

勉強中に食べていたお菓子

「チョコレート」が6割を占める結果となった。やはり頭を使う勉強には糖分が最適なのだろうか。中には「バナナ」と回答した人もいた。確かに自習室で勉強するときなど持ち運びができ、手も汚れにくいのでいいかもしれない。

試験前日の夜ご飯

結果は「覚えていない」人が約4割、「普段の食事」が約3割を占めた。まさか意外。「トンカツやカツ丼など縁起のいいもの」を食べた人は1割にも満たなかった。

試験当日のお昼ご飯

約5割が「お弁当」が占めたが、「買ってきたもの」も約4割を占め、五分五分の結果となった。「食べていない」人は1割未満だった。

試験当日エピソード

「いつも通りのお弁当で試験頑張れました!」「好きなおかずばかり入ったお弁当が嬉しかった」「泊まりがけで受験した際、両親が『美味しい物食べて頑張れ』とお金を渡してくれて高いお弁当を食べたのが思い出」など心がほっこりする話が沢山寄せられた。

慶大生それぞれに受験期、当日の食事の思い出があり大変興味深かった。受験生の皆さん、ここまで読んでくれてありがとう。食事で体調を整えて最後まで試験頑張れ!

(横山真緒)