六大学バスケ 戦評

第12回東京六大学バスケットボールリーグが3月19~21日に立大新座キャンパスで行われ、慶大は4勝1敗の2位となり連覇はならなかった。
(八木理志)


【東大戦 ○78―49】

初戦の相手は5部降格が決定した東大。試合は、終始慶大ペースで動いた。この試合では昨年度スタメン経験のある西戸(総4)やサワ(環2)の出場はなかったが、今試合スタメンの藤井(経4)は各Pで着実に得点を重ね、小川(政2)がコートを走り回り献身的なサポートを見せた。

試合を通して、東大は攻守ともに安定感がなかったが、慶大も攻守リバウンドやミドルレンジのシュートに課題が見られた。それでも結果は29点差での勝利となり、1部の力を見せつけた。


【早大戦 ●70―83】

次なる相手は法大を破り1部昇格を決めた早大。昨年度の定期戦では見事勝利したが、新体制で臨んだこの試合で敗戦し、秋のリーグ戦に課題を残した。

第1P、早大は開始からオールラウンドディフェンスを仕掛け、これに押された慶大は序盤に得点差を離された。しかし、徐々に疲弊したところを見計らい、西戸や後藤(環4)の得点で第2P終了時までに1点差とした。

だが、早大は全員交代をするなどし終始守備を崩さなかった。攻撃でも早大が3P含め好調な一方、慶大はシュート本数が多いものの入らず。後半に入ってから徐々に差を離され、そのまま試合が終了した。


【立大戦 ○83―67】

続いて対戦したのは2部に所属する立大。前の試合で2部に降格したばかりの法大を破った立大と対峙したが、常にリードする展開に持ちこみ、序盤から試合を優位に進めることができた。

前半には後藤の3Pが決まるなどしたものの8点差止まりだった慶大だったが、第3Pから徐々に乗り始め、終了時までに一気に16点差まで引き離した。最終Pには吉敷(政2)、堂本(商3)らの得点もあり、相手を寄せ付けず勝利を手にした。


【明大戦 ○92―66】

立大に続くはリーグで1部上位につき、六大学の中でも特に手ごわい相手、明大との一戦。しかし試合は90点を超えるハイスコアでの勝利となった。

開始早々から西戸が3Pを決めると、慶大はサワを中心にディフェンスリバウンドから攻撃を展開した。サワは第1Pだけで12得点と活躍した。第2Pにはシュートブロックなどから相手の攻撃の芽を摘み、その一方明大は精度を欠いていた。結果、13得点に終わった相手に対し慶大は27得点とした。最終Pでは明大が中盤までにわずか3得点にとどまっており、慶大はここでさらに差を離し大勝した。


【法大戦 ○64―61】

最終戦は昨年度1部リーグで対面した法大。この時の戦績は1勝1敗と五分であるが、今回はラスト1分までもつれこむ接戦となった。

序盤は相手を中に入れさせないディフェンスが効き、後藤や高橋(政3)らの得点で前半を14点差で終えた。しかし第3P終盤、守備が甘くなるなどして1分間に12得点を許し、法大が怒涛の追い上げを見せた。最終Pでは序盤に一時17点差まで広げたものの、粘る法大が残り1分時点で7点差にまで詰め寄る。そしてラスト7秒、法大がファールプレイに出たことでフリースローが原(環2)に回った。この時点で1点差であり緊迫した場面であったが、原は落ち着いて2本決め、最後は相手の放ったシュートが外れ試合終了。慶大がこの接戦を制した。


【記者の眼】バスケ部新チーム 分析と展望