【喊声】7月号

 生きていると実感するのはどのような瞬間だろう。ある友人は酒を飲んでいるときだと言った。また別の友人は飯を食っているときと答えた。自分は、と考えると、この2つは当てはまらない。残念ながら日常の中でそれを実感することは少なく、自らの心の脈動を感じるのは、祭りくらいしかない

▼すこしずつ準備をするとともに、心臓は高鳴る。普段は寝ていたい朝も、授業のときよりもずっと早く目を覚まし、目を回しながらも無我夢中で動き回る。あっという間に終わり頃になり、片付けもきちんとこなす。どっと押し寄せる疲労のなか余韻に浸りつつ、盛大な打ち上げを楽しむ。これが祭りの醍醐味だ。ここで肝となるのは、主体的であることだろう

▼7月にSFC最大の祭り、七夕祭。10月の矢上の矢上祭とSFCの秋祭。11月は信濃町の四谷祭、そして全塾最大の祭り、三田祭。さらには今年から共立祭も加わる。実に学生というものは祭好きな人々だ

▼そればかりか、大学生活そのものもお祭りのようなものである。楽しむために主体的に動かないと、何も残らずに終わってしまう。熱い鼓動を感じながら存分に楽しみたい。

(金澤隼人)