定年退職者インタビュー 法学部 西川理恵子教授

今年3月31日をもって、法学部の西川理恵子教授が退職する。そこで、これまでの教授生活や男女共同参画の在り方などについて、話を聞いた。

現在の心境

やっと大学を卒業する、そのような気分です。一番印象に残っているのは、長年大切にしてきたゼミでの活動です。

専門分野について

専門分野は英米法と国際取引法です。英米法は、慣習法に代表されるように不文法の世界。この点で、日本法との違いに面白さを感じて専門に選びました。

また、タンザニア大使館でのアルバイトで、国際取引法やそれに対しての国家の対応の実情を垣間見て、国際取引法へさらに関心を持ちました。

慶大の男女共同参画室について

女性の社会進出のためには、男性の協力が不可欠です。その取り組みをする企画でした。

男女平等に社会で働くには、性別に関係なく、「優秀な人材をいかに活用するか」ということを考えた働き方改革が必要です。同時に、子供に負担をかけてはいけません。そのような視点からの働き方改革が進むとよいと願っています。

留学を希望する塾生へ

チャンスがあればぜひ行ってほしい。今までの人生とは違った環境で過ごすことで、自分自身の新たな一面を発見できるうえに、真の自立をすることができます。私は、フルブライト奨学金で留学をした際に初めて実家を離れて生活しましたが、素晴らしい経験でした。

文化が異なる中で自分を維持し、相手を理解し、させるのは大変ですが、貴重な体験です。そこで得た友人は一生の財産になります。語学能力の面で不安があっても臆することなく、留学をして自分自身の可能性を広げてほしいと思います。

塾生へ向けてメッセージ

大学時代は自分の好きなことができる最後の4年間。自分の好奇心を大切にし、学ぶことの楽しさを忘れずに学問に取り組んでほしいです。

(久保田佳怜)