青学大戦

第93回関東大学サッカーリーグ第17節・青学大戦が10月20日に行われた。試合序盤、山田(総4)が枠内にシュートを放つなど、慶大は何度もチャンス作るが得点にはつながらなかった。
試合が動いたのは開始15分、慶大はゴール前でのファールから青学大にPKを獲得され、先制された。その後22分には松岡(総3)が橋本(総2)のスルーパスに対してゴール前に飛び出し、得点。1―1で同点に追いつく。

そして、40分に慶大はゴール前にてフリーキックを獲得。主将・佐藤海(政4)のキックに合わせ副将・八田(総4)が飛び出し見事ヘディングシュートを決めた。前半を2―1で折り返す。
慶大のリードで迎えた後半。相手から攻められる時間が増え、ついに65分、青学大にミドルシュートを決められ、またしても同点に。
69分、慶大のセットプレーから沼崎(商4)が決めて3―2に。しかしその直後の70分に失点。そのまま両校得点できず3―3で試合を終えた。今節で勝ち点を重ねたかった慶大にとって、悔しい結果となった。

東京国際大戦

2試合連続の引き分けで迎えた第18節。2部リーグ優勝と1部昇格に向けて勝ち点3を何としても手に入れたい慶大は、ホームの慶大グラウンドで前期に敗北を喫した東京国際大と対戦した。
序盤はお互いにロングボールを多用する展開となった。徐々に橋本と福本(環4)を中心とした攻撃陣が相手の右サイドを崩してチャンスを演出するが、惜しくも得点には結びつかず、0―0で前半を折り返した。

慶大は後半18分に優れた個人技を持つ松岡を投入。交代からわずか1分後、松岡はゴール前で福本からのパスを受けると、左足でシュート。ボールはポストに当たってそのままゴールに吸い込まれ、待望の先制点を挙げた。ハーフウェイライン付近でのボールロストからショートカウンターを受ける場面も見られたが、全員が最後まで集中力を切らさずに先制点を守り抜き、1―0で勝利を収めた。
11月3日、第19節・立大戦が行われた。終始主導権を握っていたものの決め切ることができず、そのまま0―0で試合を終えた。
第19節を終え、首位を守る慶大と2位の国士舘大との勝ち点差は現在4。連勝を逃すも後期リーグ戦無敗の慶大は、関東2部リーグ優勝を目指す。

(紫関陸)

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