前回の選挙不成立に伴う塾生代表選挙が29日開票され、前田稔さん(商4)が若林卓実さん(総3)、椎木里佳さん(文4)を破り当選を果たした。投票率は16.2%で選挙は成立した。

29日深夜、当選を果たした前田さんはツイッターで、「塾生の皆様本当に応援ありがとうございました。半年間頑張ります」と挨拶。
前田さんは選挙戦で「実現可能な公約」を強調した上で、「『不祥事から塾生を守る党』の設立」や「全塾協議会の予算案の団体格差の是正による学内イベント参加者数の増加」などを主張した。
さらには、各キャンパスを行脚しての演説や徹底した広報戦略で支持を広げた。

 

選挙という手段によって、実際に塾生代表に選出された率直な感想は?

塾生代表に選出していただき投票していただいた塾生の皆様に感謝の気持ちで一杯です。
選挙の準備をしてくださった選挙管理委員会さん、投票所ボランティアシフトの皆様、演説を手伝ってくれた運動員の皆様、ともに選挙を戦った若林くんと椎木さん、投票してくださった皆様、本当にありがとうございました。

 

投票率が16.02%だったことに関してはどのように考えているか

率直に申し上げて厳しい投票率と感じました。3人立候補し、椎木さんが大学を代表するインフルエンサーとして選挙広報に多大なる貢献をしてくれたのにも関わらず、この結果は受け止めなければいけません。公約2で掲げた直接投票選挙自体を今回で廃止し、指名制に移行するための判断基準とさせていただきます。

 

当選が決まったがここから具体的にどのように動いていくのか

来週早速現塾生代表の南くんと引き継ぎをします。
8月末の予算配分合宿(リーダーズキャンプ)に向けて準備していければと思います。

 

選挙戦 序盤と中盤、後半で様々な広報戦略を試みた感想

恥ずかしいのであまりこういうことを多くは語りたくないのですが、「他の二人が時間的・体力的に出来ないことをやる」「他の二人がやりそうなことを先にやる」の2つをチームで徹底してやってそれが結果に結び付いたと思います。

僕は、組織力では若林くん、広報力では椎木さんに負けていたと思います。なので慶應の未来を託せる面白い奴だと思ってもらうための作戦を片っ端から実行しました。ドローンやペッパーくん演説、youtube撮影、60kmキャンパスマラソン、どれもやっていてとても楽しかったです。