2008年9月をもって、慶應義塾大学と京都大学における連携協力に関する基本協定は締結1周年を迎えた。これを記念し、12
月4日、京都大学で連携記念シンポジウムが催された。

 シンポジウムは大学総長・塾長の挨拶に始まり、両大学の教授陣による講義が多数行われた。講義では、人類の生存そのものへの問いかけであり、解決すべき喫緊の課題とも言うことができる生命・情報・地域問題に関する研究の一端が紹介された。

 本連携協定は、共同研究、教育・人材育成・人材交流などの分野で協力することを目的として締結された。今後も、こうした取り組みを進め、両大学それぞれの特徴を生かした連携活動を展開する予定だという。