報道

音楽文庫をデジタル化~ベートーヴェンの自筆資料も

慶應義塾大学デジタルメディア・コンテンツ統合研究機構は、所蔵する南葵音楽文庫のうち貴重資料のすべてを、既存マイクロフィルをもとにしたデジタル化を完了した。また、貴重資料のうち手稿資料に関しては高精細デジタル画像撮影を進め、公開に向けて準備を開始したという。

 南葵音楽文庫とは、紀州徳川家の第16代当主・徳川頼貞が1917年にロンドンのオークションで落札したコレクションを母体とした楽譜、音楽書の専門図書館のこと。これはベートーヴェンやリストの自筆資料をはじめとした希少性の高い音楽財産を含んでおり、その重要性において世界的な関心も高い。

 今回のデジタル化は、散逸や劣化を防ぐことを目的としたものであるが、資料の一般公開が可能になったという点においても成果は大きい。公開は、2009年4月からインターネットを通じ行われる予定。

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