テーマは「知のbazaar」

ケータイ未来コンテストで発表する子ども

SFC Open Research Forum2012(ORF2012)が先月22―23日に東京ミッドタウンにて開催された。ORF2012はSFCの研究プロジェクトの現状と将来計画を紹介し、外部の評価を今後の研究計画に反映させていくためのイベントである。

今年の開催テーマは「知のbazaar」。多様な人たちが互いに知を持ち寄り、自発的に交易することで、新しい価値や可能性の創出することを目的としている。

企画内容は主に展示、セッション、著書展示。

井庭崇研究室は自らの状況に応じた解決法をまとめたパターン・ランゲージ制作を扱っている。特にカネボウ化粧品価値創成研究所との共同研究の成果として、女性が生き生きと美しく生きるためのランゲージ「Generative Beauty Patterns」を展示。来場者に詳しく説明をし、自分のタイプを診断して取り入れると良いパターンを案内した。

また「第6回SFC学生の研究・活動発信」では横断的、独創的な研究や活動に取り組む14通りの学生が自由発表を行い、来場者と意見を交わした。

 

第3回 ケータイ未来コンテスト 受賞者の表彰行われる

ORF2012で、第3回ケータイ未来コンテストの展示と最終選考、表彰が行われた。同コンテストはスマートフォンを使って未来の情報社会をより明るく、楽しく、易しくするアイデアを募集したもの。小学生から大学院生が対象とされた。応募部門はネーミング部門、先端作品部門、未来創造部門の3つ。

ファイナリストはそれぞれ3分間自分の作品についてプレゼンを行い、それに対して審査員から質問やコメントが出された。そして審査員がその場で投票と審査をして、各部門から最優秀賞と審査員特別賞が1人ずつ決まった。