
慶⼤を志望しながらも、明確な志望理由を持てずにいる受験⽣は少なくない。志望校の魅⼒を理解し、志望理由を⾃覚することは、受験勉強を続ける上で⼤きな⽀えとなる。本企画では、全国の受験⽣が前向きに学習に臨めるよう、現役慶應⽣に志望理由や慶⼤の魅⼒を聞いた。
●慶⼤の志望理由
・受験時代から慶應に対する憧れがあり、質の⾼い教育や歴史、活動が個性的だから。また、様々な分野で活躍する卒業⽣を数多く輩出していることに加え、⼤学⾃体も研究活動含め、多様な事業を⼿がけているから。(法学部)
・政治や法律に興味があり、それらを学べる⼤学としていろいろな⼤学を⽐較する中で、ブランド⼒や就職⾯での強さに魅了を感じたから(法学部)
・政治家志望のため、卒業⽣に政治家が多い点や三⽥会の強さ。また、リスクヘッジとして司法試験対策にも強い点が魅⼒に感じた。更に、もともと国会議員として法律の改廃に携わりたいと考えていたので、政治と法の両⽅に強い点が特に良いと思ったため。(法学部)
・⼊試⽇程が早く、第 1 志望の対策にたくさん時間をさけると考えたため。また、⼊試問題の形式が⽐較的オーソドックス(難問・奇問が少ない)かつ軽量でそんなに負担にならないと思ったから。(⽂学部)
・国語がものすごく苦⼿だったため、⼩論⽂で受けられる点が魅⼒的に感じたから。(⽂学部)
・就活に有利だと思ったから。また、推しのアイドルが慶⼤⽣だったから。(⽂学部)
・⽂学部では 2 年⽣から選考を選ぶことができ、⾃分の学びたい学問分野を深く学べると考えたから。(⽂学部)
・慶應ブランドに惹かれるとともに、⾃⾝の興味関⼼のある美術史を学べるから(⽂学部)
・⾼校⽣の時に、慶應の先⽣による社会学の⼊⾨講義を聞き、その経験をきっかけに社会学を学びたいと考えるようになったから。(⽂学部)
・経済学部には学部独⾃の交換留学制度があり魅⼒的に感じたから(経済学部)
・名前がかっこいいと思ったから。(理⼯学部)
・福沢諭吉先生の「独立自尊」の精神に強く影響を受けたから。(法学部)
・三⽥キャンパスの旧図書館が素敵だと感じたから。また、⾃宅から通いやすい距離にあり、学業と⽣活の両⽴がしやすいと思ったから。(法学部)
・慶應に進学すれば、モテると思ったから。 (法学部)
●実際の⼤学⽣活で感じたこと
・⼊学前はチャラい学⽣が多いというイメージを持っていたが、実際に⼊学して周囲と接してみると、学業や課外活動に真剣に取り組む真⾯⽬な学⽣が多いと感じた。(法学部)
・お⾦持ちやおしゃれな⼈ばかりだけでなく、意外と普通の学⽣も多い。(法学部)
・教授がフレンドリーな⽅が多く、喜んで相談に乗ってくれるので⼊学して良かったと感じる。また、起業や学問、部活など何かに熱を注いでいる友⼈が多く毎⽇が刺激的。(経済学部)
・イベントの規模が⼤きく、慶⼤ならではのイベント(早慶戦、連合三⽥会)が沢⼭あり楽しい。また、⽴地(東京都港区)がよく、六本⽊や⿇布⼗番といった街にも徒歩圏で⾏ける点が良い。(⽂学部)
・三⽥キャンパスの⽬の前にラーメン⼆郎本店があるなど、⽇吉含めキャンパス近くに飲⾷店が多く、⾷事に困らない。また、早稲⽥の図書館にも慶應の学⽣証で⼊館できるため、早稲⽥のキャンパスも楽しむことができる。(⽂学部)
・意外と⾦⽋な⼈が多い。(理⼯学部)
・1科⽬あたり 4000字近くのレポートを⾮常に多く提出する必要があるが、その課程を経て⾃分で調べて、⽂章で伝える能⼒が⾶躍的に向上した。(慶應通信課程)
・全体的にコミュニケーション能⼒が⾼い。また卒業⽣の愛校⼼が強い。 (法学部)
●慶⼤の魅⼒
・部活やサークル、資格試験勉強など様々な分野で⼀⽣懸命頑張っている学⽣が多く、日々の⽣活でも刺激が多く、⾃分⾃⾝の成⻑にもつながるところ。(法学部)
・⼊学記念に『学問のすゝめ』ではなく『福翁⾃伝』(福澤諭吉の⾃叙伝)を送ってくるところ。1・2年⽣は⽇吉で⻘春を楽しみ、就活が始まるとオフィスの多い三⽥キャンパスに⾏かせてくれるところ。また、学⽣⽣活を充実化するための制度(留学やサークル、部活)が整っているところ。慶⼤⽣は⻑期休暇などを利⽤して海外に⾏く⼈が多いのでインスタのストーリーで世界⼀周した気分になれる。(経済学部)
・みんなで『若き⾎』(慶應の伝統的な応援歌)を歌えるところ!遊びも研究も就職も最強!(⽂学部)
・良くも悪くも⾊んな⼈がいるところ。(⽂学部)
本記事が、慶⼤を志望する受験⽣の⼀助になれば幸いだ。