ネット上で就職活動 WEBビジネスカレッジ 注目集める体験型プログラム

WEBビジネスカレッジを提供するレイズアイのトップページ
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経団連が定める倫理憲章が今年の3月に改定され、2013年度入社向けの日系企業の広報活動が原則的に12月1日以降の開催となった。そのため、秋季のインターンシップや企業説明会が大幅に減少している。

学生からは「夏休みに忙しくてインターンシップに行けなかった」、「就活を何から始めたらいいのか分からない」など、環境の変化に戸惑う声も聞かれる。

そこで注目を浴びているのが、レイズアイが提供する秋季限定の「WEBビジネスカレッジ」だ。インターンシップに代わる新たな就活の形として、今年9月に立ちあがった。受講者はすでに延べ1万人を超える。

「WEBビジネスカレッジ」とは、インターネット上で行う就業体験型プログラム。他の就活支援サイトによるプログラムとは異なり、企業が提示する実践的課題に参加者がチームで取り組むことが特徴だ。

今回の企画に携わった渡辺隼太氏は「レイズアイは大学生の成長を支援する企業。どの業界・職種でも必要なコミュニケーション能力や、論理的思考力などを学生時代に身につけて欲しい」と設立の理由を説明する。

参加方法は至って簡単。レイズアイに会員登録するだけで、企業の講座を受講できる。選考は一切なし。参加企業は、現在日本を牽引している有名企業ばかりだ。

提示される課題は「モノづくりを知れ!メーカーの意義」など、各業界に沿ったものが中心。チーム編成は4人1組で、ランダムマッチングとフレンドマッチングのいずれかの選択ができる。チーム内での課題に対する討論はホームページ上の掲示板において行われるため、各自のスケジュールに合わせて取り組むことができる。

すべてのミッションにかかる所要時間は、平均して約5―8時間。その手軽さから、同時に複数の講座を受講する学生が多いという。

吉村拓也さん(政3)は先月から、プログラムの受講生としてみずほフィナンシャルグループの講座を始めている。「授業やアルバイトで忙しいため、短時間で就職活動をする機会を探していた」と話す。

金融業界を選んだ理由は「あまり今まで将来の進路には考えたことがなかったから、勉強してみたくて」と吉村さん。自分のペースで進められるWEBビジネスカレッジは、幅広い業界を知るには効率的だ。

受講者には特典もある。一部の企業では、修了者に対して、12月の説明会へ優先的に申し込める措置を取っているそうだ。

渡辺氏は「学生にはまず、このプログラムを通じて各業界を知ってもらいたい。その上で、自分の進路を定めることが重要」と語る。

業界分析の一つとして、まずは手軽に「WEBビジネスカレッジ」に挑戦してみてはいかがだろうか。

(横山太一)

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詳細はレイズアイHP(http://www.raise-i.co.jp/)まで。今月16日現在、株式会社NTTドコモや三井住友海上火災保険株式会社など、各業界の講座が開講中。