スマイルズ社長来塾 型にはまらない大切さ語る

株式会社スマイルズの代表取締兼社長である遠山正道氏による講演会「世の中の体温を上げる」が先月25日に行われた。遠山氏は商学部を卒業した後、「Soup Stock Tokyo」やネクタイ専門店「giraffe」、リサイクルショップ「PASS THE BATON」などを経営する実業家である。そのかたわら、過去には個展を開催するなど芸術的な活動にも力を入れている。

講演では遠山氏の生い立ちから始まり、彼の掲げる企業理念などが語られた。

大学卒業後、遠山氏は数年間商社に勤めて、「このまま定年まで働く生活に自分は満足出来ない、ということに気付いた」という。そこで「何かをやらなくては」と思い、1年後、自ら70点もの作品を描き個展を開催した。個展を経て友人達に「自分は成功することに決めた」と宣言し、その後起業したのが「Soup Stock Tokyo」である。

遠山氏の掲げる企業理念は「生活価値の拡充」である。その背景には「五感」があるのだという。氏の言う「五感」とは「低投資・高感度」「誠実」「作品性」「主体性」「賞賛」である。これらは社員にアンケートを実施し、選び抜かれた言葉である。このことについて、「自分たちの中にあった言葉を共有することによって、会社に一体感が生まれた」と語った。

最後に遠山氏は、こうすればこうなる、などといった型にはまった考え方ではなく「これから何をしようか」という気持ちや、ものごとに対する自分の美意識を大切にする必要性があると話した。