11月23日17時から、中庭ミニステージにて、『三日月ナイトディスコ』が開幕。三田祭初日の夜を輝かせた。一夜限りの特別パフォーマンスとスペシャルゲスト・ゆきぽよさんの登場に、会場は熱気に溢れる盛り上がりをみせた。

出演団体は、I-Wing、Michael Jackson Dance Club、さよならモラトリアム、dance crew esの計4団体。ゆきぽよさんはオープニングで「皆さん、パーティーはこれからです!盛り上がっていきましょう〜!」と呼びかけ、会場は巨大なナイトディスコと化した。

ゲスト・ゆきぽよさんによる大盛り上がりの幕開け

 

イベントコンセプトは「特殊演出×パフォーマンスメドレー」。特殊演出には、ステージ中央から吹き出る大量のスモークと色鮮やかなレーザーライトが使用された。

事前に配布されたサイリウムにより、会場全体が赤や黄色で鮮やかに彩られる。途中、音響トラブルが発生したが、司会の近藤祥太郎さん(落語研究会)とゆきぽよさんの軽快なトークで、会場の空気は温まった。

トップバッターは、ジャグリングサークルのI-Wing。光るボールやディアボロ、ヨーヨーを用いて、高難度な技を披露した。FIFTY FIFTYの「Cupid」に合わせて、観客の手拍子が軽やかに鳴り響く。一つひとつの技が完成するたびに、会場からは大きな拍手が送られた。ゆきぽよさんは「道具のライトアップが可愛い!子どももギャルも喜びそう」とコメント。特殊演出とのコラボが映えるステージとなった。

ライトアップボールを使用し高難度な技を披露

 

続いて登場したのは、Michael Jackson Dance Club。マイケル・ジャクソンの「Smooth Criminal」を披露した。真っ白なスーツとハットを身にまとい、サイドウォークやムーンウォークなどの技を次々に成功。マイケル・ジャクソンさながらのメリハリのある動きに、観客からは驚きと大きな歓声が上がった。

キレのある動きでマイケル・ジャクソンの世界観を体現

 

少しのインターバルを挟み、登場したのはアイドルコピーダンスサークルのさよならモラトリアム。「布から手作りしている衣装にも注目してほしい」と語ったのはメンバーのまゆさん。披露した曲はAKB48の「久しぶりのリップグロス」。観客の声援やコールと相まって会場に一体感が生まれた。注目の衣装は、特殊演出のライトに照らされることでより一層の輝きを見せた。

弾ける笑顔と可愛いダンスで観客を魅了

 

トリを飾ったのはストリートダンスサークルのdance crew es。今夜はLock Danceのメンバーが出演した。ハンチングやサスペンダーなどを着こなし、高速ダンスを見せつける。クライマックスにはステージを降り、観客の目の前でもパフォーマンスを披露した。最後まで拍手と歓声が鳴り止まぬ圧巻のステージとなった。

一糸乱れぬパフォーマンスで会場のボルテージは最高潮に

 

全てのパフォーマンスを終え、ゆきぽよさんは「本当に楽しかったです!コロナ規制がなくなってから、どんどん盛り上がっていくイベントがいっぱいあると思います。楽しいことを見つけて、今日よりもっと明日が楽しくなりますように」とコメントし、大盛況のうちに幕を閉じた。

 

 

菅沢もえ