《受験生応援特集》セント・フォースsprout 森千晴さん(文3)インタビュー

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――在学中で思い出に残っていることは何ですか?

私は部活一筋だったので、弓道部で1年生の3月にあった新人戦のチーム戦で優勝できたのが一番思い出に残っています。日吉にも三田にも練習できる施設があったので打ち込みやすかったし、初心者だったので練習すればするほど結果がついてくるのが楽しかったです。歳を重ねるにつれ、新しい達成感を得られることが減っていた中で、大学生にもなって新しいことに打ち込めたのが新鮮でした。

 

――どのように学業と部活、芸能活動、趣味などを両立していますか?

中学と高校の部活でチェロをやっていて、勉強よりもチェロの方が好きだったので、受験生時代も時間を見つけては息抜きにチェロを弾いていました。大学に入ってからは部活の方がメインだったので、部活に打ち込むために合間を見て課題をやる時間を作っていましたね。

大学生は「勉強・バイト・恋愛」や「勉強・部活・趣味」のように3つのことしか頑張れないと言われていますが、私もある程度そうだと思います。部活を頑張っているときは友達と会う時間がなかったり、お仕事を減らしていたりしました。何に焦点を当てて限られた大学生活を送るかを決めたら、ほかは割り切ることも、ときには必要かなと思います。

 




 

――大学生活と芸能活動を両立するうえで、印象に残っていることはありますか?

部活で毎日人と会っていたので人間関係に悩むこともありました。この部活特有の悩みかと思っていたら案外そんなこともなくて、部活で養われた人間関係を構築する力というのが社会に出ても別の形で役に立ったのが驚きでした。

また、「弓道を極めても何にもならない」と言われていたのですが、弓道のお仕事を頂いて、やっていて無駄なことはないんだなと実感できました。

 

――以前、将来について明確に話せないことが悩みとおっしゃっていましたが、現在将来について考えていることや悩んでいる人に伝えたいことはありますか?

私が悩んでいたのは高校を卒業して慶大に入り、その後就職するというすごくありがちなルートにとらわれていて、そのレールの上を行くか、邪道に走るかみたいなところでした。ですが、新井恵理那さんのエッセイを読んで、一本のありがちなルートの上を行くと、自分よりも優秀な人がいて、その人のあとをなぞってもその人以上にはなれないけれど、自分のやりたいこと・できることを選んで新しい道を作ればだれかと比較して優劣がつくということはなくなるんだと思いました。ひとりひとりが生き生きできる世界を実感でき、邪道を行ったとしてもそれぞれ個性があって、それはそれでいいはずです。

しかしどうしても、「これやりたくないな」とか「あ、これ向いてないやつだ」と壁にぶつかることもあると思います。苦手なことをあえてするという挑戦をして自分を変えることで、自分の生きたい姿になれることもあると思います。自分には合わないと思うことがあっても、憧れのために自分が変わるのも良いかなと感じます。最近は柔軟に生きていこうと思えるようになりました。

受験で言えば、偏差値やネームバリューにこだわる人も多いかもしれません。オープンキャンパスに行って自分に合うところであったり、全然知られていないような学部だけどやりたいことがあったり、そういう風に選んでもいいと思います。

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【プロフィール】

森千晴(もり・ちはる)さん セント・フォース sprout所属

「グッド!モーニング」(テレビ朝日)にレギュラー出演中。

慶大體育會弓術部に所属していた経験を活かし、「炎の体育会TV」(TBS)弓道部レギュラーとしても活躍。

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(古田明日香)