風が冷たい季節は、イルミネーションの季節でもある。しかし、レポートやサークル活動に追われてなか遠出ができない塾生も多いだろう。実は、三田キャンパスから1時間以内の場所にも、魅力的な光の世界は広がっている。ここでは、キャンパス帰りに楽しめるおすすめのライトアップ・イルミネーションスポットを紹介する。

一つ目は、キャンパスの窓から眺めている人も多いであろう、お馴染みの東京タワーで行われるライトアップ。みなさんは、東京タワーが毎日同じ光に包まれているわけではないことをご存知だろうか。

台湾博の会場から見た東京タワー。この日は乃木坂46とのコラボレーションライトアップが行われていた。

今季楽しめる東京タワーのライトアップは日替わりで主に2種類。定番の温かいオレンジ色で照らされる「ランドマークライト」と、令和元年からスタートした、268台のLEDライトがカラフルに輝く「インフィニティ・ダイヤモンドヴェール」だ。また、日没から23時までの毎時00分には上部が白色に輝く「純白の煌めき」も見られる。他にも1日限定のイベントで、珍しい色に輝いていることも。ぜひお気に入りの姿を見つけてほしい。

東京タワーのふもとでは、1月16日まで「台湾祭」も開催中。豊かな香りが楽しめるこちらも魅力的だ。東京タワーへは、三田キャンパスから徒歩で20分ほどで到着可能だ。




二つ目は、六本木駅周辺。こちらでは、「東京ミッドタウン」の敷地内にあるイルミネーションと、けやき坂通りで「六本木ヒルズ クリスマス けやき坂イルミネーション」を開催中。前者はシャンパンゴールドの華やかな光、後者は白と青のロマンチックな光となっている。趣の異なる2種類をはしごして楽しんでも良いだろう。

けやき坂のイルミネーション

けやき坂からは顔を覗かせる東京タワーも確認できる。多くの人で賑わっており、綺麗な写真をとるのは至難の技だが、交通ルールを守りつつ、自分のアングルを見つけてほしい。おすすめは歩道橋の上である。

同駅ヘは、田町駅から鉄道を使えば20分、寒さを我慢できるならば、徒歩でも40分ほどだ。どちらも12月25日まで、毎日17時から23時に見ることができる。

講義の息抜きに、冬を感じる小旅行に出かけてみてはいかがだろうか。

西室美波