《MITASAI REPORT-2021》最終日を彩る競技ダンス部の公演

23日の三田祭最終日、第一校舎の一室にて慶應義塾大学競技ダンス部の公演が行われた。最初に登場したのは4年生ペア。観客の手拍子とともにステージの幕開けを彩った。女性は豪華なピンク色の衣装を身にまとい、男性は綺麗にタキシードを着こなしている。競技ダンスらしい華やかな衣装と、競技ダンスとは結びつきづらいJ-POPの楽曲で、息のあったダンスを魅せた。

続いて登場したペアは、会場の雰囲気を一気に明るくする。華麗なステップとともに表現されるそのパワフルな踊りは、ポーズのタイミングもピッタリだ。

その先も次々と個性的なペアが登場する。あるペアはピアノに合わせてゆったりと大人の魅力を魅せ、別のペアは情熱的なタンゴを披露するなど、観客の目を惹く演技が続いた。

多くの演目の中で、競技ダンス部のあたたかさを最も感じたのは、1・2年生のフォーメーションダンスだ。それぞれのペアが笑いを交ぜた自己紹介とともに舞台を一周すると、先輩から応援の掛け声が上がる。フレッシュな8組の踊りに、会場は盛り上がりを見せた。

ラストを飾ったのは、このサークルを引っ張ってきた主将率いるペア。部員からの掛け声と大きな拍手から、部内の関係性を伺うことができた。ピアノの音に合わせた踊りはとても美しく、2人の信頼感を感じさせるものであった。

公演終了後、主将である箕浦将也さん(理4)に話を聞いた。今回の公演では出演者それぞれが専門としているダンスを披露したという。今回の公演に込めた思いについて聞くと、「4年生にとっては残り数回しかない発表の機会であるため、悔いのないように踊った」と答えた。また、寺岡夏美さん(経4)は、「1年生のときから練習を積み重ねてきたので、OB・OGの方に自分の成長を見せたかった」と語った。次の発表の機会は12月に行われる全国大会だ。ぜひ、競技ダンス部の皆さんの踊りに注目してもらいたい。

(角谷理生・後藤ひなた)