《MITASAI REPORT-2021》SHAMGODが魅せる、フリースタイルバスケットボール

見る者を圧倒し、魅了する統制美。

そんなダンスサークルがある。フリースタイルバスケットボールサークル、「SHAMGOD」だ。

フリースタイルバスケットボールとは、バスケットボールとダンスを融合させたものである。ボールを持って踊るのではなく、多種多様なボールハンドリング、目にもとまらぬ高速ドリブルなどの離れ業。

こうした独創的でエンターテインメント性が高いパフォーマンスが、フリースタイルバスケットボールだ。ボール1つで場所を問わない身軽さなどから、近年若年層を中心に人気を集めている。

2020東京オリンピック大会と同じ、「ドラゴンクエスト序曲」にあわせて登場したパフォーマーたち。MCの軽快な口調は場を盛り上げ、パフォーマーたちの磨かれた技は、それをいっそう加速させた。多くのパフォーマンスは観客を熱狂させた。そのなかでも、実際に筆者がパフォーマンスを観て、印象に残った3曲を紹介する。

1曲目の「MATSURI BAYASHI」は、去年の三田祭に披露する予定だった曲だ。新型コロナの影響で、1年の時を経てステージ上での披露となった。ダンスのキレと巧みなボール捌きは多くの観客を魅了した。

3曲目の「chimera」は、オーディションにより選抜された2、3年生によるパフォーマンスだ。思わず息を呑むような洗練されたボール捌きは、弛みない努力を伺わせる。

7曲目の「I need your love」である。この曲は、「美」を意識したもので、その統制美は観客の目に焼き付いただろう。

多くの曲によって彩られたステージは、MCの軽快な口調と磨き上げられた技術によって、大盛況のうちに終幕した。

(横川惟頼)