第70回早慶サッカー定期戦 ハーフタイムショーゲストにファンキー加藤さん

第70回早慶クラシコにハーフタイムショーゲストとして出演するファンキー加藤さんにインタビューを行った。

今回の出演について

–サッカー早慶戦のハーフタイムショーに出演が決定した気持ちをお聞かせください

光栄なことです。ファンキーモンキーベイビーズ(以下ファンモン)時代から、スポーツ関連のイベントに参加させていただけるのはとてもうれしいものです。

–慶大へのイメージはどのようなものですか?

優秀な人材が集まる、のかな?(笑)

勉強の面だけではなく、野球やラグビーの試合においても力を発揮している、文武両道のイメージがありますね。

音楽活動について

–グループ活動からソロ活動となり、意識して変えようと思ったこと、あるいは貫き続けたいと思ったことはありますか?

最初は、名前とか音楽の様式とかについて、変えていこうかと考えました。しかし、ソロ活動を行い始める中で、ファンモンのスタイルこそが自分の好きなスタイルだということに気づきました。なので「一曲入魂」のスタイルは変えずに活動しています。熱量みたいなものを落としたくはないですしね。

–曲づくり、歌詞を書く際に意識することを教えてください

その人自身の思いを捉えられる「余白の部分」を作ることを意識しています。自分一人だけでの曲としてではなく、皆さん自身の曲として届いてほしいと考えているからです。

–スポーツを意識したような楽曲が多いように感じるのですが、ご自身の経験などから歌詞を書かれているのでしょうか。

運動がもともと好きだったのが一つの理由です。実は今も、キックボクシングなどのスポーツを楽しんでいます。曲中での「立ち上がる」「負けない」みたいな表現は、スポーツをする人の光景を頭に思い浮かべながら書いていることもあります。

例えば、『あとひとつ』というファンモン時代の曲は、高校野球を特集するテレビ番組のテーマソングとして制作しました。当時野球をやっていた人たちを中心に、「自分自身のテーマソング」としてこの曲を捉えてくれた人が多く、とても光栄だと思っています。願わくば、ソロでも『あとひとつ』を超えるような曲を作りたいですね。

–今までで印象的だったライブでの様子を教えてください。

武道館での、ソロ初のワンマンライブは今までで一番緊張しました。「一人でのライブ」というのが大きな不安でした。「一人で20曲歌う」ってのはなかなかしんどいですからね(笑)。何とか無事に終えたときの安堵感・充実感はとても大きかったですね。

–歌手として覚悟を決めたのはいつ頃でしたか?

音楽家として生きていくと決めたのは、25歳の時です。20代前半はふらふらとして遊んでいたんですが、気づいたら23歳、24歳と年を重ねていく中で、同級生が就職していくのを目の当たりにして「取り残された感」を覚えていました。いよいよやばいな、独り立ちしないとな、と。

こうして25歳の時に「2年間全力でやる」と決めて、ファンモンを結成しました。

同じタイミングでデビューしたアーティストたちとは数歳の年齢差があったのもあり、常に追い込まれていましたね。

–今年でソロでの活動5周年ですが、どのようなことに取り組みたいですか?

実は、5周年という数字に特に意味を感じていないんですよね。ファンモンで達成できなかった10周年までは少なくとも頑張りたいなと思っています。

最後に

–慶大生へメッセージをお願いします。

ソッカー部員たちが練習している姿を見て「いいなあ」と思いました。20代前半の「青春と呼ばれる日々」は二度と戻ってこないので、一つ一つの瞬間を楽しんで大学生活を送ってほしいですね。無気力な日々は何も生まないので、真剣に取り組むものを一つでも作ってほしいです。

 

(松岡秀俊)