《Vrolijk Kerstfeest オランダからの輝き》

12月に差しかかり、まだ温かさを感じるある日。クリスマス前の活気を見せる恵比寿に、イルミネーションにも負けない眩しい笑顔で現れたのは今月のキャンパスアイドル、法学部法律学科2年の村上蘭さんだ。

一緒にいる人をも笑顔にするような明るさを持つ村上さん。彼女の名前「蘭」の由来はオランダ・ロッテルダムに中学卒業時まで住んでいたことによるものである。そのためオランダ語が話せるなど、国際色豊かな経歴をもつ。また当時通っていた日本人学校では小学5年から中学3年まで、その華奢な見た目とは裏腹に和太鼓を習っていたそうだ。一番の思い出は、和太鼓演奏グループ「打打打団天鼓」がオランダ公演を行った際の前座として和太鼓演奏を披露したことだそうだ。当時のことを「本当にすごかった」と語るほど、記憶に残っているという。

その後日本に帰国した彼女は、高校時代からフェンシングに熱中する。彼女がヨーロッパに長く住んでいたことが関係しているのかと聞くと、あまり関係がなく新歓の様子で決めたと話した。そんな彼女だが、才能を開花させ、山口県で行われた全国大会に団体メンバーの一人として出場を果たす。そのことについて聞くと「出場者が少なかったから全国まで行くことができた」と謙虚に答えた。




数々の貴重な経験をしそれらを魅力として取り込んできた彼女は、現在ストリートダンスサークルRevolveでロックダンスをしながら、司法試験の勉強をするといった忙しい日々を送っている。忙しい中で息抜きとして「スマートフォンで美味しそうなものを見ている」という。実際にスマートフォンで見た料理を食べに行くこともあるそうで、最近は渋谷のチーズバーガー屋を訪れておりその写真を満面の笑顔で見せてくれた。

そんな彼女は将来、弁護士として活躍したいと話していた。また弁護士になってからは思い出の地オランダに留学をしたいそうだ。

最後に、クリスマスをどう過ごしたいか聞いてみると「イルミネーションを見るなど、その時期限定でしかできないことをしてみたい」と話していた。

取材も終わりかけになるとともに日が暮れ始め、恵比寿ガーデンプレイスのイルミネーションがより輝きを増し始めた。その時ふと肌寒さを感じるようになりいよいよ冬本番が訪れ、クリスマスも近づいている気がした。

 

(童顔タイガー)

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