2008年11月、総合政策学部の野村亨研究会は台湾の李登輝前総統のもとで講義を受講した。今回の講義は、学生からの希望で、野村教授が李登輝前総統に講義をして欲しいと日本李登輝友の会を仲介として依頼し、台湾総合研究院の協力の下に実現したもの。
 講義内容は、 1.陳水扁総統が首相の座を離れてから台湾は先行き不透明であり、台湾人がアイデンティティー明確にする必要性 2.台湾の将来に関する問題は日本の安全保障にも関わる問題であること 3.キリスト教と西田哲学に通じた「無位の真人」の悟り。
 現在の台湾情勢から、今後の台湾、日本に求められるものなど包括的なものだった。