関東大学サッカーリーグ 3年ぶりのインカレへ

早慶戦勝利を喜び、若き血を熱唱
早慶戦勝利を喜び、若き血を熱唱

早慶戦に「最高の勝利」

インカレ圏外の7位で迎えたリーグ最終節の早大戦。プレッシャーのかかる大一番だったが勝利を収め、慶大はインカレプレーオフに進出。そのプレーオフで金沢星稜大を破り、3年ぶりとなるインカレ出場を決めた。リーグ戦の最終成績は8勝7敗7分の6位。インカレは、1回戦で中国地区代表の福山大学との対戦が決定した。(木下俊亮・井口聡一郎)
【早大戦】先月16日 ○1-0 宿敵破りプレーオフ進出

「最高の勝利。今年うちが取り組んできたサッカーを体現できた」と須田監督が振り返るように、慶大の今季が凝縮された試合だった。

勝つ以外にインカレへの道はない最終節。しかし慶大は、前がかりになって点を取りにいくのではなくこれまで通り守りを固めてカウンターからチャンスを狙う。「サッカーはやはり守備から。いい守備をすることでいい攻撃に繋がっていく」(須田監督)の言葉通り、ボールを奪った後、MF川田(環4)、増田(環4)らが素早い攻め上がりを見せる。さらにサイドバックのDF溝渕(環2)、井上(総2)のオーバーラップで厚みのあるサイド攻撃を展開。慶大ペースで試合が進む。前半終盤には川田がドリブルで仕掛けチャンスを演出するがゴールを奪えず0―0のまま試合を折り返す。

試合が動いたのは後半5分。早大がクリアミスしたボールを拾った増田が豪快なボレーシュートを早大ゴールに突き刺し先制点を奪う。その後は早大に主導権を握られる展開となるが、慶大は全員守備で粘り強く守る。また、課題だった球際での競り合いでも勝負強さを見せ、早大に思うような攻撃をさせない。最後まで得点を許さず、主将増田の1点を守り切った。今季目指してきた「堅守速攻」のスタイルで、3年半ぶりとなる早慶戦勝利とインカレプレーオフ出場権をもぎ取った。

【金沢星陵大戦】先月24日 ○3―1 快勝収める インカレへ

慶大は開始から相手ディフェンスの裏へと積極的に飛び出し、チャンスを狙う。前半8分、左サイドを駆け上がったDF井上(総2)からのパスを受けたFW山本(法2)が先制点を挙げる。そのまま慶大が主導権を握るかに思われたが、徐々に金沢星稜大が攻撃を仕掛けていく。慶大は金沢星稜大の攻撃に対してディフェンスラインを下げ、エリア前にスペースを与えてしまう。すると前半終了間際、そのエリア前のスペースからの強烈なミドルシュートで同点に追いつかれ、悪い流れで試合を折り返す。

しかし後半、風上に立った慶大が一気に攻勢に出る。前半よりさらに裏へのボールを増やし、相手ゴールに迫る。そして後半5分、MF川田(環4)のミドルシュートのこぼれ球に反応したDF宮地(総2)が勝ち越しのゴールを奪う。16分には山本が追加点を奪い、試合を決定づける。その後は相手を寄せ付けず、3―1で試合終了。3年ぶりのインカレ出場を決めた。