▼第二戦 ○
【慶大6―4早大】
 満員の観衆が見つめる中行われた早慶第二戦。
 慶大が初回に先制し、1点リードで迎えた五回。打席に立ったのは第一戦で代打本塁打を放ち、好調ぶりをアピールした佐藤翔(総2)。「接戦だったので、次につなごうという気持ちで思い切って振った」打球は左翼席へと吸い込まれていった。その後、七回にも押し出し死球でこの日二打点と大活躍をみせた。
 試合後、佐藤翔は「勝ちたいと思っていた。(本塁打は)狙っていなかったが、打てて良かった」と爽やかな笑顔を見せた。