慶應義塾は先月21日、文部科学省の次世代IT基盤構築のための研究開発『次世代IT基盤構築のための研究開発「ビッグデータ利活用のためのシステム研究等」』に採択されたと発表した。
この事業で、各分野の膨大な情報、すなわち「ビッグデータ」を利活用する人材育成ネットワークをつなぎあわせ、イノベーション人材育成拠点を大学等研究機関に形成する。さらに、それぞれの機関が有する人材育成資源を持ち寄ることで効率よくビッグデータ利活用人材を育成することを目指す。
同教育プログラムでは第1必修科目「ビッグデータ技術演習」、第2必修科目「ビッグデータ実践」に加えて3種類の選択必修科目群「ビッグデータ技術論」、「ビッグデータシステム論」、「ビッグデータ活用論」の各科目群から1科目以上履修。修士論文を作成し、3回の審査にそれぞれ合格した者に同プログラムの修了を認定するという。