式辞を述べる清家篤塾長

今年度大学入学式が先月2日、日吉記念館で開催された。
今年は10学部6656人(うち別科・日本語研修課程50人)の新入生が真新しいスーツや学ランを身にまとい、式に臨んだ。
式辞で清家篤塾長は「学者は自分で仮説を立てて実験や統計、文献調査を行い、理論を打ち立てていく。新入生諸君も自分で物事を考えられるよう、大学で幅広い学問を学んでほしい」と語った。
また新入生代表の廣原茉耶さん(理1)は「東日本大震災を経て、日本はますます混迷している。今こそ福澤先生の実学の教えを顧みるべきだ」と入学の辞を述べた。
式には卒業50周年記念招待として、1962年卒業生も多数同席。1962年三田会より寄付目録が贈呈された。
なお、今年度も昨年度に続き二部制となった。午前の部は法、商、理工学部と別科・日本語研修課程。午後の部は文、経、医、総、環、看、薬学部。