
開催中最大の盛況を博す3日目の日曜日。正午を目前にして西校舎ホールには多くの観客が詰めかけた。司会に促され登場したのは、ハイスペックな男子塾生と銘打たれた4名。左側から、”さわやか體育會”堀考多さん、”文武両道医学部”竹内小五郎さん、”意識高い系”垂見浩史さん、”おしゃれ活動家”西山サリイさんだ。
この企画、KEIO CLASSは、先ほど登場した4人が様々な”ハイスペ力を試す”試練に挑戦し、もっともハイスペックな慶應ボーイを選ぶという趣旨である。審査員にはミスSFC2024の満留彩有さん、そしてスペシャルゲストでアナウンサーの山本里菜さんを迎え、観客の投票によってナンバーワンを決する。
まず、デートの待ち合わせという状況でのロールプレイが行われた。4人がめいめいに個性を出しながら、相手役の満留さんとやり取りを続けていく。最終的な観客投票では、西山さんが選ばれた。

次に行われたのは”プランバトル”。サークルの男女6人で遊びに行くという状況で、もっとも魅力的なプランを提示できた人が勝利となる。堀さんは湘南や横浜をドライブするサザンオールスターズプラン、竹内さんは埼玉の長瀞でゆっくり話しながらオフを過ごすプラン、垂見さんは活動的に動物と過ごす富士サファリパークプラン、そして西山さんはこの後すぐに実行できる東京タワープランを発表。審査員のふたりは垂見さんのプランを推すも、観客が選んだのは堀さんであった。
最後に行われたのは”ハイスペ格付けチェック”。どちらが高級バッグか、どちらがプロのピアノ演奏か、そしてどちらが帝国ホテルのカレーかを選ぶ2択問題が出題され、全て正解できればハイスペと認定される企画だ。ここでは西山さんが見事全問正解を果たし、ふたたび企画トップを勝ち取った。しかし、最終投票では堀さんが逆転、見事ハイスペ慶應ボーイの称号を手にした。最後にはその自慢の肉体を観客に披露し、それに応えた観客が送ったのは割れんばかりの拍手であった。
当企画はすでに終了しているが、これからも数々の企画がホールにて開催される。ぜひ足を運んでみて欲しい。

(山田裕介)