11月19日、明治神宮球場で明治神宮大会二回戦が行われ、慶大が環太平洋大(中国・四国三連盟代表)に7-0で7回コールド勝ちを収めた。

明治神宮大会は各地方リーグで出場権を獲得した11校でトーナメント形式で争われる。慶大は、東京六大学野球代表として出場している。

二回戦の相手は、環太平洋大(岡山県)。一回戦では、東農大北海道を8-1で下していた。

慶大は2回裏、相手のバッテリーミスで一点を先制した。4回には、この回の先頭4番栗林泰三選手(環4=桐蔭学園)が四球で出塁すると、5番宮崎恭輔(環4=國學院久我山)の放った打球はレフトスタンドへ。ツーランホームランで点差を二点に広げた。

宮崎選手は盗塁を刺すなど攻撃、守備の両方で活躍した

 

さらに、二点を追加し迎えた7回、連続安打と四球で無死満塁のチャンスを作る。すると宮崎選手がこの日3打点目となるレフト前タイムリーを放った。

タイムリーを放つ佐藤一朗選手

 

なおもチャンスで代打佐藤一朗選手(商4=慶應)がタイムリーを放つ。この時点で、7点差となったためコールドとなった。

慶大の先発は、外丸東眞投手(環2=前橋育英)。秋季リーグは無傷の6連勝さらに防御率も1.54と素晴らしいピッチングを見せた。この日も序盤はヒットを許すものの尻上がりに調子を上げ、終わってみれば完封勝利。7回を94球被安打6、4奪三振、1四死球でまとめた。

好投する外丸投手

明日19日も16:00~明治神宮球場で、準決勝日本体育大戦が行われる。

 

鈴木廉