8月23日、阪神甲子園球場で第105回全国高等学校野球選手権記念大会決勝戦が行われた。慶應義塾高校が、仙台育英高校を破り、107年ぶり二度目の優勝を果たした。慶應義塾高校の優勝は第二回大会以来である。

慶應は初回、1番・丸田湊斗選手の先頭打者ホームランで先制すると、5回には、7番・福井直睦選手がレフトへタイムリーツーベースを放つなど一挙5得点を挙げ、仙台育英を突き放した。打線はこの日、13安打8得点。相手のミスなどもあったが大会屈伸の好投手、髙橋煌稀投手から5点を奪うなど好調だった。以降は、2番手として5回から登板した2年生エース、小宅雅己投手が完璧なリリーフ。仙台育英打線の反撃を封じた。小宅は5回を投げ、68球、被安打4、3つの三振を奪った。

この大会の後に行われたU-18 ベースボールワールドカップが行われ日本代表に、慶應からは丸田湊斗選手が選ばれた。

慶應義塾高校にとって仙台育英は、春に行われた第95回選抜高校野球大会、初戦、1―2で惜しくも敗れた相手。春の雪辱を果たした。

前回優勝は、1916年の第二回大会。この時は、東京代表・慶應普通部としての優勝だった。

鈴木廉