自分の「ものさし」大切に

―業務内容
どのように企業をコンサルティングするかという切り口はコンサルティング会社によって違いますが、当社では「モチベーション」を切り口にしています。
どんなに素晴らしい戦略があっても、どんなに潤沢な資金があっても、どんなに整ったIT環境があったとしても、それらを最後に左右するのは「人」です。したがって、企業が利益を出せるかどうかは、いかに社員のモチベーションを高めることができるかにかかっていると言っても過言ではありません。
このモチベーションを、科学的なアプローチによって可視化・定量化し、クライアントに組織人事・採用・ブランド・IR・オフィスなどに関する様々なソリューションを提供することが主な業務内容です。
―社風
上司や経営陣に対して疑問や提案をぶつけやすいフラットな組織です。
社員については、真の企業変革を実現するべく、成果を追求する「プロフェッショナリティ」と、自立した意識で常に成長を志す「成長意欲」を持ち合わせた人材がそろっています。
―求める人材像
会社を取り巻く状況に最適な人材を獲得したいと考えています。今年は「強さ」「賢さ」「自灯型」を持ち合わせた人材を求めたいです。「強さ」とは、ストレスフルな状況でも決して心折れずに頑張れる精神的なタフさのこと。「賢さ」とは、偏差値の高さや知識の多さではなく、構造的・論理的に思考を行うことができる「合理力」と、人の気持ちがわかる「情理力」を持ち、クライアント自身が気付いていない問題を発見・提言できること。そして、「自灯型」とは、他力本願ではなく、自分のために自分で努力することです。面接では、時間をかけて学生のありのままの姿を見極めたいです。
―就活生へのアドバイス
「他人のものさし」ではなく「自分のものさし」を大切にして就活に取り組んでほしいです。就活生は企業に迎合する傾向にあります。就活には正解はないので、自分で絶対に後悔をしないよう、「正解を創る」姿勢を持つこと、言い換えるならば、選んだ道を正解にするという「決意」が必要です。そのため、周りに流されずに一歩引いて、将来について考える時間を作ってほしいです。
聞き手=齋藤裕一