—仕事・業務内容
 化粧品の開発から販売までの全ての過程を担っています。フランスに本社を置くロレアル全体では19のブランドを保有していますが、そのうち日本では、「ランコム」、「メイベリン ニューヨーク」、「シュウ ウエムラ」等、日本のみでの展開の2ブランドを加えた全13ブランドを展開しています。
 職種はマーケティング、営業、ファイナンス(予算管理や事業計画の立案)、サプライチェーン(物流管理)、技術本部、研究開発職の6種類。職種ごとに採用を行い、入社後はブランドごとに担当が決まる仕組みです。

—社風
 ひとことで言えば「自由」です。若い頃から責任のある仕事を任され、主体的に動くことができます。一方で、外資系というと「競争ばかり」というようなマイナスのイメージも持たれがちですが、スタッフ同士の仲はとても良い。全体的に若い会社ですので、上司との距離も近く、気軽に相談することが出来ます。

—求める人材像
 目の前の大きな仕事をチャンスと捉え、チャレンジ精神を持って踏み込める人や、チームワークが重視される仕事の中でリーダーシップを発揮できる人を求めています。本社や他のアジア諸国と連絡を取ることも少なくないため、英語力を身につける意欲も必要です。

—選考基準
 書類選考ののち、グループディスカッションや面接を行っていきますが、とくに重視するのは面接です。職種によっては英語による選考もあります。しかし、選考の段階で必ずしも突出した語学力を要求しているわけではなく、基本的には言語の違いにとらわれないコミュニケーション能力を見たいと考えています。
 職種に関しては応募の際に希望を聞いていますが、希望の変更は可能ですし、選考を通して本人の適正を考慮し、こちらから希望意外の職種をお勧めすることもあります。

—今後の事業展開
 日本におけるシェア拡大のため、既存ブランドの底上げを行っていきます。他には、日本で取り扱っていないブランドの投入も考えられますし、高齢者用化粧品・男性用化粧品なども重要な市場として意識しています。

—就活生へのメッセージ
 イメージと入社後のギャップを限りなく小さくするためにも、志望業界以外の様々な業界・企業を見て回ることを勧めます。好きな仕事を長く続けられることが一番ですから、まっさらな気持ちで、「自分が企業を面接する」というくらいの心持で就職活動を行って欲しいと思います。
 また、外資系の企業かどうかを問わず、英語を使えることによってキャリアの幅は限りなく拡がります。点数自体を上げるためではなく、コミュニケーション能力を豊かにするためのツールとして伸ばしていくと良いのではないでしょうか。  

(坂本玄樹)