11月23日から26日にかけて、いくつかのサークルが展示を行い、にぎやかな呼び込みの声が聞こえる第一校舎123にて、氷菓会が主催する『フワフワ!!Kaki氷♪』が出店された。代表の宝住菜七子さん(経2)にお話を伺った。

 

普段はかき氷の店を回る活動をしており、今回の三田祭では、かき氷を提供。暖かいお昼時は、多くのお客さんでにぎわったようだ。提供している味は二種類で、オーソドックスな「抹茶」と、秋らしい「紫芋カボチャあいがけ氷」である。紫芋カボチャは提供できる数が少なく、抹茶が人気とのことである。

商品の試作は会員の家で行われ、何度も試行錯誤を重ねた。また、宝住さんが勤めているバイト先の方にも相談し、アドバイスをもらった自信作であるという。かき氷のなかにもソースが入っており、最後まで味を楽しめるように工夫が施してあるところが、ポイントだ。

かき氷を作る様子

宝住さんのオススメだという紫芋カボチャを実食してみた。氷は細かく削られ、ふわふわとした食感だった。紫芋ソースとカボチャソースは、どちらも濃厚な味で、とても満足感がある。食べ進めていくと、豆乳シロップがかかった部分に差し掛かり、まろやかな味わいを楽しめる。黄色と紫色のコントラストが目にも楽しく、肌寒い季節ではあるが、心がほっこりとする美味しさだった。

筆者も実食した「紫芋カボチャあいがけ氷」。

 

増田リコ村上怜