SFCで20周年記念式典 今後の方向性を模索

SFCの20周年記念式典が、先月4日SFCで行われた。式典の様子は各教室の中継会場やインターネットで同時配信され、式会場に入りきらなかった人は、中継会場から参加する形となった。卒業生、塾生、企業関係者や地域住民など約2300人が訪れ、これまでの実績を祝うと同時に、次の20年に向けてSFCのあるべき姿を模索する機会となった。   (毛利友理香)

 開会の辞で総合政策学部の國領二郎学部長は、「20年たってさらに国際的なキャンパスにしていきたい」と20周年を迎えたSFCの今後の意気込みを語った。
 塾長祝辞では、清家篤塾長が「SFCは作られた当時、未来からの留学生という大きな仮説が立てられていたが、その仮説は卒業生の国内外での活躍により達成された。そしてこの20周年の節目は、次の仮説が立てられる時期である」と、SFCの20年間の実績を称えた上で、SFCの次の20年への期待を寄せた。
 来賓には、神奈川県の松沢成文知事と藤沢市の海老根靖典市長を迎えた。松沢知事は祝辞で、「SFCは神奈川県の大学をリードしている大学」と述べたうえで、「今後も県と大学が連携してよい関係を築いていきたい」と語った。
 橋本岳SFC三田会代表幹事による祝辞と塾旗贈呈の後に、加藤寛初代総合政策学部長、相磯秀夫初代環境情報学部長への顕彰が行われ、両初代学長が登壇すると会場から大きな拍手が湧き起こった。この顕彰はSFCの基盤を作り上げた両初代学部長への感謝を表すもので、2002年に設置された加藤賞・相磯賞が教職員の寄付により恒久化することが発表された。
 また、同日午後には学生サークルによる記念パフォーマンスや、模擬店、持ちつき大会、SFC三田会による同窓会企画、20周年にちなんだセッション、スポーツイベントなどがキャンパス内の各所で行われ、賑わいを見せた。「未来創造塾シンポジウム」では、卒業生と教職員、会場からの参加者とでこれまでの20年の成果を振り返り、また今後のSFCのあるべき姿について活発な議論が繰り広げられた。
 当日は、最寄り駅の湘南台駅とSFCを結ぶシャトルバスが無料で運行された。