日吉に蝮谷体育館完成 地下壕発見で設計を一部変更

日吉キャンパスの蝮谷体育館が完成し、11月11日、清家篤塾長や工事関係者など約120人が出席し竣工式が開かれた。
蝮谷体育館は創立150年記念事業の一環として、日吉キャンパス内に建築が進められてきた体育施設。慶應高校の体育授業や体育会の新たな練習施設などとして、すでに利用が始まっている。
本体育施設の工事は2008年9月より、これまで慶應高校のバレーボール・バスケットボールコートが設置されていた蝮谷一帯においてスタート。当初は日吉記念館建て替え時(150年記念事業の見直しにより現在中断)の代替施設としての役割も兼ね、今年3月の完成が予定されていた。
しかし工事開始直後、現場から戦時中に利用されていた旧帝国海軍の日吉台地下壕の入口が相次いで発見されたことにより、工事は一時中断。義塾による各種発掘調査などを経て、遺構を可能な限り保存するために設置位置をずらすといった部分的な設計変更などの措置がとられていた。
工期に大幅に遅れが生じるかたちとなったが、今年4月より工事は再開され、竣工に至った。