三田祭最終日の11月24日に行われた「ミスター慶應コンテスト 2019」にて、ミスター慶應グランプリに選ばれた西垣匠一郎さん(政2)にインタビューを行った。

 

ファイナリストとしての生活を振り返って

6人で集まるイベントが、本当に一番楽しかったです。意外とバチバチしていなくて、常にライバル意識を持っているという感覚はありませんでした。ファイナリスト5人とは、「関係性ゼロ」からのスタートでしたが、本当に仲良くなれたと思います。最後の打ち上げも、とてもエモかったですね。

 

しかし、苦労したこともあります。WEB投票で全てが決まるので、SNSでの1日1投稿を目標にし、まず皆さんに気づいていただけるようにしました。写真のクオリティにこだわったり、自分だけの色が出るような投稿をしたりと、一日中SNSを見ているような生活でした。

 

心が折れそうな時もありましたが、SNSでどんなに些細なことにもリアクションをしてくださる方々に励まされ、どうにか最後まで活動することができました。最後は、応援してくださる方々のためにグランプリを取りたいと思うようになりました。

 

ラストスピーチでの涙

「もう終わってしまうんだな」という寂しさや虚無感が込み上げ、泣いてしまいました。また、実際に投票してくれたかどうかに関係なく、サークルの友達や応援のうちわを作ってくれた人、今まで仲良くしてくれていた人、ファイナリストである僕を応援してくれた人たちの顔を見るだけで嬉しくなり、「支えてくれていたんだな」と涙を流しました。

 

基本、泣き虫なんですよ(笑)。

 

ミスター慶應グランプリ発表の瞬間

グランプリに選ばれた時は、びっくりしました(笑)。副賞が発表される途中で、もしかするとグランプリは狙えないかもしれないと思ったので。

 

本当に「おー、やったー」とびっくりしましたよ。

 

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