新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます!
新入生応援企画として、慶應に入ると何度も耳にすることになるあの質問「内部生?外部生?」 に絡めて、各付属校の特徴を少しだけ詳しくご紹介します。大学に入ると自然と話題に上がるこのワード。最初は距離を感じるかもしれませんが、実はただの出身高トークにすぎません。
1. 慶應義塾高等学校(通称:塾高)
男子校で、1学年約750人。慶應付属校の中で最も規模が大きく、大学でも出会う確率No.1の付属生です。所在地は横浜市・日吉。大学の日吉キャンパスと同じエリアにあり、「日吉育ち」の内部生が多いのが特徴です。日吉駅周辺で金のバッジがついた学ランを見かけたら、それが塾高生。スポーツも盛んで、2023年には全国高等学校野球選手権大会で優勝し、大きな話題になりました。人数が多い分、キャラも多様。体育会系から文化系まで幅広いタイプがいます。
2. 慶應義塾志木高等学校(通称:志木高)
男子校で1学年約250人。埼玉県志木市にあり、駅から徒歩4分という好立地。にもかかわらず、校内には広大な雑木林が広がる自然豊かなキャンパスです。人数が塾高より少ないですが、キャラが濃い人が多い印象。経済学部や法学部に多いイメージがあります(あくまで体感ですが)。またラグビーの聖地、花園こと全国高等学校ラグビーフットボール大会への出場を今年決めました。落ち着いた雰囲気の人が多いと言われることもありますが、実際は人それぞれ。話してみると面白い人が多いです。
3. 慶應義塾女子高等学校(通称:女子高)
女子校で1学年約200人。女子の内部生としては最も人数が多い付属校です。
所在地は港区三田。三田キャンパスのすぐ近くで、大学周辺の飲食店情報や裏道情報にやたら詳しい人が多いのも特徴。行動力がある人が多い印象で、サークルやゼミでも存在感があります。内部生の女子=女子高出身、というケースが多いため、「女子高?」は内部女子への定番質問です。
4. 慶應義塾湘南藤沢高等部(通称:SFC)
共学校で1学年約240人。帰国生が約25%を占めているのが大きな特徴です。
高校からの一般入試は特殊で、帰国生や関東以外からの出願者が中心という珍しい仕組み。多様性が高く、個性的な人が多い印象があります。大学では総合政策学部・環境情報学部への進学者が多く、SFCキャンパスにそのまま進むケースも目立ちます。
5. 慶應義塾ニューヨーク学院
共学校で1学年70~80人ほど。所在地はアメリカ・ニューヨーク州。アメリカの教育制度に基づいたカリキュラムで、授業は基本的に英語で行われます。卒業時期は6月と日本とは異なりますが、日本の慶應義塾大学への推薦制度があります。英語がほぼ母語レベルの学生も多く、国際色豊かな存在です。
内部生と外部生、実際のところ
最初は内部進学者が「もう友達の輪ができてそう」「慶應のこと全部知ってそう」と怖く感じるかもしれません。でも、内部生側も「外部生って優秀そう」「勉強できそうでちょっと緊張する」と思っていることが意外と多いです。実際に大学で仲良くなると、出身が内部か外部かはほとんど関係なくなります。違いがあるとすれば、それは“文化の違い”くらい。むしろその違いがあるからこそ面白い。「内部?外部?」は壁ではなく、会話のきっかけ。ぜひ積極的に話しかけて、自分の世界を広げていってください。
大学生活は、思っているよりも短い。せっかくなら、いろんなバックグラウンドを持つ人と関わって、豊かな4年間にしていきましょう。
(重松隆成)